住宅の外壁をリフォームする際、皆さんはどのような点にこだわりますか?色にこだわる方もいれば、材質にこだわる方もいらっしゃるでしょうが、長期的に見て失敗しない選択をおすすめします。例えば、自分の好みだけにこだわった選択をしてしまうと、短期的には自分の理想が叶っていい気分になるかもしれませんが、将来的に何かしらの問題が発生するかもしれません。この記事では、住宅の外壁選びで失敗しないためのポイントや、多くの方に選ばれている人気のカラーについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
住宅の外壁選びで失敗しない5つのポイント
住宅の耐久性と審美性を維持するためには、外壁を定期的に塗装することが重要です。しかし、外壁は家の雰囲気を左右しますし、一度塗り替えてしまうと次に塗り替える時まで変更することができません。単に好みだけで選んでしまうと、後で後悔する可能性もあります。住宅の外壁選びで後悔しないようにするには、色を選ぶ段階からしっかり検討することが大切です。
1. 変色しやすい&退色しやすい&奇抜な色は避ける
避けたい色として代表的なものは、変色しやすい色や退色しやすい色、そして奇抜な色です。例えば濃い原色カラーは変色しやすい傾向がありますので、美しい外観を保とうと思うのならマメなメンテナンスが必要になり、労力と費用もかさむでしょう。また、奇抜な色は周囲の景観からも浮いてしまい、近隣の住人の方からのクレームに発展する可能性もあります。
2. 色だけでなく素材もよく検討する
もちろん検討すべきは色だけではなく、外壁の素材や塗料の素材もしっかり検討することが大切です。これらも住宅の雰囲気に影響を与えます。
3. 色見本は必ず屋外で確認する
色見本は屋内で確認した場合と屋外で確認した場合とで印象が変わることがあります。屋外での確認を怠ると、自分のイメージからかけ離れたものになってしまうこともあるので、しっかり確認しましょう。
4. できるだけ大きなサイズで確認する
確認するサイズで色の印象が変わることもあり得ます。例えば原色などの印象が強い色を検討する場合、小さなサイズで確認した時は感じなかったのに、大きいサイズで確認して初めて派手だと感じるなど異なった印象を抱くこともあります。外壁に使う色であればその印象がより強くなりますので、できるだけ大きなサイズで確認しましょう。
5. 窓やドアなどとの調和性にも配慮する
窓やドアの色や形、素材にも調和する色を選ぶことも大切です。外壁の色だけの印象ではなく、総合的な印象を重視することで後で後悔する可能性を減らすことができますよ。
住宅の外壁で人気のカラー
住宅の外壁にはどのような色が選ばれているのでしょうか?それぞれ印象別にピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
【ナチュラルで清潔感のある印象にしたい】白やアイボリー
ナチュラルさや清潔感がある色を選択したい場合は、白やアイボリーといった色がおすすめです。明るい色でありながら落ち着いた雰囲気を持つ色なので、はずれがない色と言えるでしょう。しかし透明度の高い色なので、汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。マメなメンテナンスを心掛けましょう。
【スタイリッシュに決めたい】グレーやネイビー
モダンでスタイリッシュな印象が欲しい場合はグレーやネイビーもおすすめです。クールな色は家に洗練された雰囲気をもたらしてくれます。しかし、印象を大切にしたい場合は色だけではなく、窓やドアなど他のパーツにも気を配る必要があります。
【温かみのある雰囲気にしたい】ブラウンやベージュ
温かみのある雰囲気が欲しいのであればブラウンやベージュがおすすめです。視覚的にもリラックスできる温かみのあるカラーは飽きがこず、多くの方に選ばれています。
外壁の素材に合わせて色をわけるのも◎
外壁の印象は色だけでなく、その素材によっても左右されます。理想の雰囲気を作り上げるにはどんな色と素材の組み合わせが良いのか、施工会社の専門スタッフに相談するのも手です。
住宅の外壁は人気やトレンドに左右されすぎないよう注意!
色には流行があり、度々流行カラーや人気カラーが変わっていきます。後悔しない選択をするには、そういった要素は参考程度にしておいて、自分の価値観を大切に施工会社のスタッフと相談しながら検討することが大切です。住宅の外壁をどんな雰囲気にしたいのか、どんな色が良いのか、ぜひ一度弊社のスタッフに相談してみませんか?