ナチュラルな天然木を使用した木の壁は、おしゃれなだけでなく温かみも感じられることから人気です。ただ、一般的な壁紙とは違い、どれぐらい費用がかかるのか心配ですよね。そこで木の壁にするメリットとデメリット、リフォームでかかる費用の相場について詳しくご紹介します。
木の壁のメリットとデメリット
木の壁にリフォームしたいと考えているなら、まず知っておきたい木の素材ならではのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
湿度や気温を整えやすい
天然の無垢材には、吸湿効果や保温効果があるため、部屋の中を快適に保ちます。また消臭効果があることも魅力です。自然の素材なのでアレルギーが起きにくいといったメリットもあります。
防音に効果的
木には吸音性があるため、防音効果も期待できます。生活音が気になる家にはおすすめです。また音だけでなく衝撃も吸収してくれるので、安全面でも魅力です。
ナチュラルでリラックスできる雰囲気が作れる
木の自然な香りや肌触りには、癒やし効果があります。また天然素材なので目にも優しくリラックスしてすごせる空間が作れます。
定期的にメンテナンスが必要
木は吸湿効果がありますが、そのために膨張や収縮を繰り返すことになるため、反りや変形、割れが起きることがあります。また傷がつきやすいため定期的に点検しメンテナンスをする必要があります。
カビやシロアリのリスクがある
天然素材であるため、カビやシロアリのリスクがあることもデメリットといえます。健康的な空間ということは、虫にとっても心地よい空間になる可能性もあるということは知っておきましょう。虫を寄せつけないよう表面にワックスを塗る方法もありますが、こちらも定期的に実施する必要があります。
木の壁リフォームの費用
壁を木にリフォームする場合、どれぐらい費用がかかるのか気になりますよね。木のパネルの価格は平方メートル単価で、どの素材を選ぶかでも変わってきますが、相場は1平方メートルあたり5,000円~です。8畳の部屋の場合、壁面積は4つの面あわせて28平方メートルなので、パネル費用だけで14万円~です。元の壁紙をはがしてから板を張りますので、トータルの工事費用の相場は20万円~となります。
木の壁リフォームの注意点やポイント
部屋で大きな面積を占める壁を木の壁にリフォームしたいと考えているなら、以下のことに注意が必要です。
木の壁材選びに注意する
木の壁と一口にいっても、価格や素材によって色々な種類があります。天然の無垢材の場合は吸湿効果や香りがありますが、合板ではそういった効果がありません。また木の種類や加工によっては、床で使用できても壁には使用できないことがあるので注意が必要です。
木の貼り方や面積を工夫する
木の壁では、パネルの貼り方によって見た目が大きく変わります。縦に貼ると天井が高く感じられますが、横に張る方が見た目に優しくなる・部屋を広く感じられるといった違いもあります。ただ壁全部を木にすると、木の色や貼り方によってはかえって圧迫感が出てしまうこともあることに注意が必要です。
アクセント使いもおすすめ
部屋の壁を木にして、床もフローリングにするとなると、費用もかかってしまいます。またかえって圧迫感のある部屋になる可能性もあるため、壁全部を木にするのではなく、腰壁だけに木を使う、1面だけ木の壁にすることも考えてみましょう。さらに壁に使う木の色を変えることでアクセントにしたり、部屋のイメージを大きく変えたりすることも可能です。予算に合わせてどんなことができるのか、リフォーム業者に相談してみることをおすすめします。
憧れの木の壁で居心地の良い部屋へ
ナチュラルで見た目にも体にも優しい木の壁にリフォームする場合、費用もかかりますが張り方によっては圧迫感のある部屋になってしまう可能性もあります。貼り方を工夫すればおしゃれな空間にすることも可能ですが、イメージがうまく伝えられないこともありますよね。そんな時にはぜひLINKハウスにご相談ください。豊富な施工実績を参考に、あなたのお家に合ったリフォームプランをご提案させていただきます。