2020年春に初めて発令された緊急事態宣言以降、私たちの日常は新型コロナウイルスの影響によりすっかり変わってしまいましたよね。以前はアウトドアな趣味を持っていたという方まで、感染症予防のために余暇は基本的に家で過ごすというようになっています。家で楽しむ方法はいくらでもありますが、皆さん近隣の住民の方にきちんと配慮したおうち時間を過ごしていますか?家で音楽鑑賞をしたり、動画配信サービスで映画鑑賞をしたりすることは大いに結構ですが、もしかしたらその音はお隣さんに漏れ聞こえている可能性があります。ただでさえ不要不急の外出自粛を強いられていることから、多くの方がストレスを抱えています。今、改めて家の防音に関して検討するべきではないでしょうか?
【戸建て住まいの防音工事】何から考える?
防音工事は決して安い費用で頻繁に行えるものではありません。失敗しないように、まず初めに考えるべきことを紹介します。
1.防音の目的
防音のためのリフォームは、必要な場所に適切な防音対策を行うことが大切です。つまり、どこを工事するかは何の音を防ぎたいかによって決まります。まず初めに、防音する目的から考えることが大切です。無駄なリフォームをしてお金を無駄にしないように、「どんな騒音に悩んでいるのか」「どんな音漏れを防ぎたいのか」を専門業者に相談しながらチェックしてもらうことをおすすめします。
2.予算
どれくらいの予算をリフォームに費やすことができるかということも、しっかり検討することが大切です。こちらも専門業者に相談すると良いでしょう。
3.手段
防音のための手段として、壁の内側に防音材を入れたり、換気口を防音仕様に変更するなどの手段で防音することができます。予算からどのような手段が適切なのか、しっかり検討することが大切です。
DIYで簡単に!手軽にできる防音工事
もし、賃貸物件にお住まいで防音対策を行う場合、利用規約によって何らかの制限がある場合がほとんどです。オーナーから許可を取らずリフォームを行ってしまうと、規約違反でトラブルの原因になってしまいます。その場合の防音対策は、ものによってはリフォーム工事ではなくDIYで解決できる場合があります。例えば、防音カーペットを敷いたり、既存のカーテンを防音カーテンに取り替えたり、シンプルに防音テープを使うという手もあります。いずれの場合でもリフォームをするよりもはるかに安く防音対策ができます。
プロに任せたい!防音リフォームの方法・費用
とは言え、やはりDIYでリフォーム程の満足度を得ることは難しいので、持ち家にお住まいの場合は防音のためのリフォームの検討をおすすめします。
例1:防音ガラスを設置する
窓ガラスを遮音性の高い防音ガラスに取り替える方法です。遮音性は二重窓ほどではありませんが、二重窓と併用することができればより防音効果を高めることができます。防音ガラスには防音効果の他、断熱や結露防止機能を搭載している場合もあります。ただ、その場合は防音効果が弱いことがあるので、商品選びには注意が必要です。費用相場は5~15万円程であり、比較的リーズナブルなリフォームとなります。
例2:壁や床に防音材を入れる
壁の内側に防音材を入れることで、壁や床の防音性を高めるリフォームも人気が高く、その場合の費用相場は12~15万円程度です。こちらも同じく比較的リーズナブルです。
DIYかプロにリフォームを依頼するか
少しでもかかる費用を節約するために、DIYでリフォームを検討している方もいるのではないでしょうか?しかし、DIYにも専門的な知識が必要で、一朝一夕で身に付けることは難しいでしょう。また、リフォーム後も長く良い状態を維持したいのであれば、やはりプロの力を借りるべきです。DIYでは後に頻繁に修理を行わなければならない可能性もあり、プロに依頼した方が長い目で見るとお得な結果になるかもしれません。
防音リフォームもお任せください
いかがでしたか?戸建ての防音リフォームの工事に要する費用はどれも比較的リーズナブルで、検討しやすいですよね。このコロナ禍が終わった後も、家の高い防音性は決して無駄になりません。この機会にぜひご検討ください。リフォーム業者に相談される際には、ぜひ防音リフォームの経験と実績が豊富な弊社にお任せください。お客様の予算に合わせた最適なリフォームプランを提案させて頂きます。