介護が必要な家族がいる場合、家の中で不便さを感じる所はどこでしょうか？人それぞれ思い当たるところは違うかもしれませんが、「玄関がもっとこうだったら・・・」と玄関の現状に不満を抱く方は少なくありません。実際に玄関の中だけではなく、玄関扉の周囲にもさまざまな危険が潜んでおり、一歩間違えば重大な事故に繋がるようなものもあるかもしれません。介護が必要な家族がいる場合、玄関とその周辺のリフォームは真っ先に検討するべきです。この記事では、介護が必要な家族がいても安心な玄関にリフォームするために、いくつか押さえておきたいポイントをご紹介します。
玄関まわりに潜む危険性
まず初めに、玄関まわりに潜む危険性について代表的なものをご紹介したいと思います。例えば、扉付近の段差が挙げられます。車椅子を押している時に段差に乗り上げてしまっては乗っている人に負担が掛かりますし、そのままバランスを崩して転倒に繋がる可能性もあります。段差をなくすリフォームはとても需要があり、多くの方に選ばれています。
次に、玄関口の雨の日に滑りやすい床もリフォームを検討した方が良いでしょう。介護が必要な家族がいない家庭でも、子どもや高齢者、ペットの怪我を危惧し滑りにくい床にリフォームを検討している方は多いです。大人でも滑りやすい床では怪我をする可能性がありますから、家族全員にとって有益なリフォームと言えます。
その他、玄関が狭ければ必然的に介助の負担も増えますし、玄関付近の階段が急であれば介護をする側もされる側も身体的、心理的なストレスになりますので、玄関のスペースの拡充や階段の段数を増やして急な階段を緩やかにするリフォームもおすすめです。このように、玄関のまわりにはたくさんの危険が潜んでいます。
玄関まわりの介護リフォームで大切なポイント
次に、玄関まわりの介護リフォームに於いて大切なポイントをご紹介します。
1．「将来」を考えた長期的なプランを立てる
玄関まわりをリフォームする際には、「今こうだからこうしよう・・・」というような短期的な視点ではなく、将来起こり得ることを念頭に置いてリフォームプランを検討するべきです。状況が変わる度にリフォームを繰り返すわけにもいきませんから、事前にしっかりと検討することが大切です。
2．みんなが過ごしやすい空間をイメージする
続いて、家族みんなが過ごしやすい空間をイメージしてリフォームプランを検討することを意識しましょう。自分にとっては負担にならないようなことでも、家族の誰かにとっては負担になるようなこともあるでしょう。先程お伝えしたように、同時に将来のことも考えながらリフォームプランを検討する必要があるので、自分一人だけではなく、家族みんなでしっかりと相談することをおすすめします。
玄関まわりの介護リフォームでできること
玄関まわりの介護リフォームでできることはたくさんありますが、上述のような段差の除去や床の変更、玄関スペースの拡充や急な階段の解消に加えて、手すりの設置や階段そのものをスロープにするという選択肢もあります。できることはたくさんあり、新たなアイデアを得るためにも、一度リフォーム会社に相談すると良いでしょう。
”介護保険”で補助金を受けられるケースも
また、介護リフォームの場合は介護保険で補助金を受けられるケースもあり、実際の金銭的な負担が減る場合もあります。このような情報も個人で調べることは中々難しいので、介護リフォームはプラン構想の段階からリフォーム会社に相談しながら行うことをおすすめします。
当社は介護リフォームの分野において経験豊富なプロのスタッフが在籍し、お客様の疑問点や不安を解消しながら理想のリフォームを叶えるためのお手伝いをさせて頂きます。予算に合わせた最適なプランを過去の事例をご紹介しながらリフォームプランを作り上げていくので、一人でリフォームプランを考えるよりもより高い満足度を味わって頂く自信があります。ぜひ一度お問い合わせください。
