ビルのリフォームというと「ビジネスをより円滑におこなえるように施設内を改修するもの」であったり、「古くなった外観を刷新するためにおこなったりするもの」という認識の方が多いのではないでしょうか?
ところが、近年ではビルを住まいとしてリフォームする方が増えており、人気が高まっています。ビルを住まいにリフォームすることで、他では出せない個性を表現することができますし、もし持て余しているビルがあれば有効活用することができますよね。しかし、「いまいち想像ができない」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、この記事ではビルを住まいとしてリフォームすることで得られるメリットをご紹介します。
ビルをリフォームするメリット
ビルをリフォームするメリットはたくさんありますが、とくに立地やビルがもつ特徴を生かしたリフォームがおすすめです。まずは、3つのメリットをみていきましょう。
1.立地条件がよい場所に住める
とくに、元は商業ビルとして使われていたビルであれば、駅からとても近く、利便性が高い物件が豊富です。一般的に通常のお住まいがオフィス街に建てられていることは少ないですが、オフィス街にあるビルをリフォームすれば、駅近のオフィス街に住まいを構えることが可能です。
アクセス至便なビルを住まいにリフォームすることで、自分が住まない場合でも賃貸住宅として運用すれば職場の近くに住みたいと考える忙しいビジネスマンのニーズを叶えることができ、将来的に家賃収入を得ることも可能です。
2.一部の階をテナントにできる
ビルを一等まるごと住まいとして利用することももちろん可能ですが、一部の階層をテナントとして賃貸利用している方も多いです。上記の通り商業ビルとして使われていたビルは立地条件がよく利便性が高いので、ビルに事務所や店舗を構えたいという方にとって需要が高いです。
3.普通の家に比べて頑丈なつくりになっている
多くのビルは鉄骨または鉄筋コンクリートで頑丈に作られており、普通の家に比べて耐震性が高く頑丈です。また、木造建築の物件を購入した方のよくある悩みとして、シロアリや材木の腐食といったリスクも回避することができます。耐震性にこだわりがある方の場合でも、改めて耐震性向上のためのリフォームを施す必要もないので、トータルで考えればコストパフォーマンスに優れているとも感じられます。
マイナス面もリフォームなら解決できる
上記のように、ビルの特徴を生かしたリフォームをすることで、他にはない魅力を引き出すことができますが、普通の住宅と比べて水回り設備が整っていないことや、洗濯物を干すためのバルコニーがないというデメリットもあります。しかし、これらのデメリットもリフォームで解決することが可能です。
たとえば、水回り設備の場合は排水管を新たに設置することでバスルームや洗面台の設置が可能になりますし、バルコニーは日当たりのよい場所にインナーバルコニーを作ることで解決できます。ビルはマンションと違って厳しい管理規約がないので、比較的自由にプランを考えることが可能です。
ビルリフォームでQOL向上も!ぜひご相談ください
立地条件がよいビルを住まいとして活用できれば、毎日の通勤通学に要する時間や買い物や飲食のために繁華街へ向かう時間が短縮され、日々の自由な時間が増えます。自分の趣味の時間や家族と共有できる時間が増え、QOL(クオリティーオブライフ)が向上しコスト以上のリターンが期待できます。たまの休日には屋上で家族でバーベキューをしたり、夏には高層階から花火を見ることもできるでしょう。一般的な住宅であれば近隣の住民に配慮した生活を余儀なくされますが、それほど気を遣いながら生活をする必要がないのもビルを住まいにするメリットの一つです。(もちろん、最低限のマナーは必須です!)
ビルをリフォームした経験があるという方は身近にはいないかもしれませんが、当社では専門スタッフがみなさまのお悩みをお聞きしたうえで、適切なリフォームプランを提案させていただきます。ぜひ一度、ご相談ください。