家族が増えたり、子どもが進学や就職などで家を出るなどの事情があったり、住まいに住む人数が変わってしまうことがあります。これらの変化は多くの方が経験することであり、部屋が足りない、または部屋を持て余しているという悩みを抱えている方も少なくないでしょう。それらの悩みを解決するためには住まいの壁をリフォームすることをおすすめしますが、リフォームと聞くと費用面やその手順に詳しくない方が多く、非現実的なアイデアと考えている方も少なくありません。この記事では、住まいの壁をリフォームしたいという悩みをお持ちの方に向けて、重要なポイントをご紹介します。
壁をリフォーム。タイミングと費用は?
初めに、住まいの壁をリフォームする場合どのようなタイミングで行うのが適切で、費用面はどれぐらいを想定しておけば良いのでしょうか?
どんなタイミングにするの?
住まいの壁のリフォームを検討するタイミングは、ある程度将来を見通せる時に行うのがベストです。例えば、新しく生まれた子どもが成長し、この先数年に渡って子どものための部屋が新たに必要になると感じた場合には、今ある部屋を分割して新たに部屋を作ると良いでしょう。一方で、子どもが家を出た場合、それが進学なら将来的に再び同居の可能性もありますから決断には時期尚早ですが、それが就職なら、将来的にこのまま別居の可能性も高いでしょう。この先子どものための部屋がもう必要ないと確信が持てたなら、リフォームで隣室のスペースを広げるために壁をリフォームすることをおすすめします。
どんな規模で壁リフォームする?
壁を取り壊す、新たに作るというリフォームは比較的規模が大きなリフォームとなります。状況によってはかかる費用や工期も変動しますので、事前にしっかり検討することが大切です。
工期と費用
工期と費用は、行うリフォームによって左右されます。特別なケースを除いて、費用は高くても50万円程度、工期は長くても一週間程度で済む場合がほとんどです。
壁リフォームのアイデア
住まいの壁リフォームの工期と費用に関して、アイデアごとにいくつかご紹介します。
壁紙のみを変更する
例えばリフォームの意図が部屋の数を増やしたい、減らしたいといったものではなく、ただ壁の劣化が気になったり、雰囲気を変えるために壁紙のみを変更したいという場合であれば、工事はとても小規模なもので済みます。当然費用面、工期の面でも負担が少なく手軽に検討して頂くことが可能です。費用に関しては壁紙のグレードにも左右しますが、1平米あたり1,000円から1,500円程度が相場です。安価なものであれば、1平米あたり1000円以下で収まる場合もあります。加えて、元の壁紙や資材を廃棄するための費用が加算される場合が多いですが、こちらは高くても2,000円程度です。このように、壁紙の変更だけであれば比較的安価に済み、工期も部屋の広さに左右されますが、一週間以内に終了する場合がほとんどです。
壁を取り除いて部屋を広くする
壁を取り除いて一室にリフォームする場合、簡易的な工事で済む場合は費用相場は25万円程度が相場で、工事期間も一週間程度で終了する場合がほとんどです。大規模な工事を要する場合は50万円程度の費用を要することもあります。加えて、洋室と和室を繋げる場合は床のリフォームも合わせて必要になりますので、費用と工期の負担がより大きくなってしまいます。
壁を作って部屋数を増やす
仕切り壁や引き戸を作って部屋の数を増やす場合、費用相場は15万円程度が相場です。壁の設置は引き戸に比べて費用が高い傾向があるので注意が必要です。工期は比較的短期間で済み、2、3日で完了する場合もあります。
壁をリフォームする時の注意点
費用、工期以外に注意すべき点はどのようなものがあるのでしょうか?
間取りや寸法は正しく計る
間取りや寸法を正しく測ることが大切です。正しく測っておかないとシミュレーションの結果と差異が発生し、後にトラブルのきっかけとなります。
家族でじっくり相談
本当にリフォームが必要なのかどうか、家族でじっくり相談することも大切です。特に部屋の数を減らす場合、将来的に家族が増えるケースや、別居している家族とまた同居するケースが起こり得るのかどうか、しっかり相談しましょう。
正しいリフォーム会社の選定
後に後悔しないように、正しいリフォーム会社を選ぶことはとても大切です。皆さんはリフォーム会社を選ぶ際、どのような点を重視しますか?やはりこれまでの実績であったり、スタッフの対応ではないでしょうか?弊社ではこれまでの実績を元に、お客様に誠実な対応を心掛け、予算や事情に合った最適なリフォームプランを提案させて頂きます。ぜひ一度お問い合わせください。